「勉強のやりかた」の話が好きではありません
点数が上がった子と話すとき、彼らが「勉強のやり方がわかった」と思っているようには見えません。点数が上がった子は「勉強のやり方」ではなく解き方と答がわかったのです。
身に着けたのは「勉強のやり方」というより、やればできたという気持ちです。
気分がよくなったから次も勉強するのであって、やり方がわかったからではないと思います。
「勉強のやりかた」は多くの場合、授業を大学生にやらせる塾側の都合と、お勉強をしたくない子自身の言いわけが一致して話題にのぼる場面の多い空論だと私は思います。
「勉強のやり方がわからなくて私は困っている」が心から本当であれば、ネットで勉強のやり方を検索して実行したことがあるはずです。
そこまで試行錯誤している子なら空論とは言えませんので、点数に反映するお勉強のやり方を提案できます。
実際にはそんなことをする子は少数です。
2024年07月15日 10:57